2025年の会員ブログ

2025/12/09   
<AIと誤・偽情報>
 ホームページに「誤・偽情報対策資料」のページを7月に設置しました。最近、SNSや報道などで気候変動への懐疑論や、地球温暖化は人為的なものではないといった誤情報や偽情報が増加していたからです。
 人為的ではないとは、二酸化炭素の増加が原因ではなということです。そこで、最近情報収集に利用されることが当たり前になったAI(人工知能)は、この件に関してどのように答えるか試してみました。AIへの質問は「地球温暖化に二酸化炭素は関係ないという人もいますが、どう思いますか」です。使用したAIは、「ChatGPT」、「Gemini」、および「Deepseek」の3種の無料版です。その回答内容の全文は資料に示しましたが、ニュアンスは多少異なりますが3種のいずれも「CO₂が温暖化の主要因であることは科学的に明らか」としています。中でもChatGPTとGeminiは、ほぼ断定的に科学的に見てCO2が主要因とし、懐疑論は科学的根拠に乏しいとしています。
 最近の懐疑論が影響した回答になるのではないかとの懸念しましたが、むしろ懐疑論には科学的根拠が乏しいとして強く否定する回答でした。AI利用が当たり前になっている若者への影響を懸念していた筆者は安心しました。しかし、これは、科学に基づいた情報発信が、非科学的な懐疑論を凌駕しているためであり、今後も正しい発信を続けることの重要性を意味するものです。当研究委員会はその一端を担って行きたいと思います。      
(ホームページ管理者・佐藤)

2025/06/09  
 6月8日(日)、日本科学者会議第56回定期大会において61-63期研究委員会設置提案が承認され、当研究委員会の名称は「日本科学者会議・中長期気候目標研究委員会(通称:JSA-ACT)」から「日本科学者会議・気候変動対策研究委員会(通称:JSA-Climate ACT)」に変更されました。研究委員会設立20年目という節目での改名です。それに伴い、ホームページも変更しました。改名に基づくトップタイトルなどの記載変更だけでなく、よりデータにアクセスしやすいようにサイトナビゲーションにサブナビゲーション(サブメニュー)という機能を導入しました。
 以前から導入できないか考えていましたが、素人の私にとって片手間にできることではなく、今回良い機会と考えて解説書などにあたってじっくり調べ、何とか導入できました。完成した(と思われた)編集画面のWeb公開操作をしたとき、画面に「致命的なエラー発生」が出ました。このときは一瞬肝を冷やしましたが、その後試行錯誤して何とか無事公開できました。しかし、以前のようにスムーズな公開をいつもできるわけではなく、時々公開時エラーが発生します。公開されてしまえば画面にエラーは反映されませんが、どうも気持ちが悪い。徐々にこのエラーが発生しなくなる方法を獲得するつもりです。(後に解決方法を見つけました)
(ホームページ管理者・佐藤)


2025/01/15
 年が明けてもう2週間が経ちました、早いものです。昨年は5月にシンポジウム開催、8月に研究会、そして11月に日本科学者会議の第25回総合学術研究集会に分科会設置と忙しい1年でした(活動記録参照)。もうすぐ、地球温暖化はフェイクだと公言する大統領が、「大国」といわれる国に就任します。正確な情報を広く発信して合意形成を目指す活動は非常に重要になります。
 当研究会の創立趣旨は、当時のホームページに次のように謳われています。

「気候変動の緩和は国際社会全体の長期にわたる課題であり、それを首尾よく達成するためには、長期気候目標(温室効果ガスの世界的排出量や平均気温の上昇幅を中・長期的にどの範囲内に抑えるのか)をめぐるグローバルな合意の形成が欠かせません。“JSA-ACT”は、そうした合意形成の促進を目的とするウエブサイトであり、長期気候目標にかんして各国政府などが公表している見解や、それに対応する統計値(温室効果ガスの排出量、大気中における同ガスの濃度、平均気温)にかかわる最新情報を、図表のかたちで提供するものです。」

 この趣旨は、国際社会の地球温暖化抑止の運動が逆戻りしかねない今年、益々重要になってくる内容だと思います。

 昨年は、当研究会の創立者である、田中雄三氏(初代委員長)と岩本智之氏がお亡くなりになりました。心からお悔やみ申し上げたいと思います。
 活動を引き継いでいる我々は、創立者の皆様の設立趣旨を改めて肝に銘じて頑張らなければならないと思います。                    
(ホ-ムページ管理者・佐藤)