研究委員会の沿革

2005年
田中雄三(龍谷大学)、岩本智之(京都大学)、宗川吉汪(京都工芸繊維大学)、深尾正之(静岡大学)らにより「 日本科学者会議・中長期気候目標研究員会(通称:JSA-ACT)」が設立さ れる。
初代委員長は、田中雄三龍谷大学名誉教授。   当時のホームページ

2019年 
河野仁兵庫県立大学名誉教授が二代目の委員長に就任し、現在に至る

2025年 
6月に研究委員会の名称を「日本科学者会議・気候変動対策研究委員会(通称:JSA-Climate ACT)に変更。

<名称の由来について>

 中長期気候目標研究委員会(通称:JSA-ACT)は、2005年に日本科学者会議(JSA)内に設置された研究会です。メンバーの専門分野は多岐にわたっており、各自専門分野を生かして地球温暖化ストップに関わる政策や技術を調査し、その結果を例会等で報告して来ました。
 「JSA-ACT」のJSAは、日本科学者会議(The Japan Scientists’ Association)の英語名の頭文字語(initialism)であり、ACTは委員会の英語名通称です。
ACTは、中長期気候目標研究委員会の英語名(Medium- and Long-Term Climate Targets Research Committee)の頭字語(acronym)ではなく、世界各国が表明した気候目標(Announced Climate Targets)を紹介し、気候変動緩和のための行動(Act)をすべての人々に訴えるという委員会の役割に由来します。
ACTは「Announced Climate Targets」の頭字語であり、研究委員会の英語名とは直接関係しませんが、通称として相応しいと考え採用しました。

 研究会名称を、2025年6月をもって「日本科学者会議 ・気候変動対策研究委員会(通称:JSA-Climate ACT)」に変更しました。研究会発足時(2005年)に比べて気候変動(温暖化)の影響は顕在化しており、もはや気候目標を世に提示する段階ではなく、気候変動を緩和するために効果的な対策を研究し、広く世に提示しなければならない段階にきているからです。
 気候変動対策研究委員会の英語名は、「Climate Action Research Committee」です。通称の「Climate ACT」は、従来名の精神を引き継ぐ意味を込めて付けられた名称です。